+゜
 自分だけの世界 +゜


「さぁ、行きましょう♪」

笑顔でそう云う妖精と、突然の事に吃驚する主人公

それから一緒に、楽しく歩き回って、いつの間にか、外は真っ暗



そんな物語の中の御話を

とってもとっても憧れていました。

それでも、私がたどり着けるのはいつもいつも、

現実味の溢れる世界ばかり



「ねぇ、お願い」

頭の中で妖精を描いて、そして毎日願う

けれど、叶う事の無いことくらい、わかっているよ

それでも、願うことくらい、許してください。



「そんなこと、信じてるの」

何を云われても 私はもう動じない。

私だけの、素晴らしい世界を見つけたから

 

 

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